去る5月22日(日)から、31日(火)までの10日間、夜長堂 奥のスペース・小部屋では、
大阪の靴下作家・原いつかさんが手掛けるituka itukaの展示会を行いました。
目にすると浮遊感や夢心地な感覚を受ける靴下たち。
身にまとえば、いつもと違う少し特別な場所へといざなってくれるような。
そんな素敵な品々に、スタッフもほれぼれしておりました。
さらに、ituka itukaと夜長堂とのコラボ・アイテムも多数展開。
『モダンJAPAN復刻ペーパー』でも人気の高いトランプやレース柄を用いた靴下は、
少女のころを思い出すようにワンピースと合わせたり、パンツからちらりとのぞかせても
小粋と、新しい自分と出会えるアイテムたちです。
インパクトあるおばけ柄も靴下なら取り入れやすく、大人の女性からも
たくさんの「かわいい!」とのお声をいただきました。
そのほか、夜長堂の生地を用いたくるみボタンでのヘアゴムといった小物類も
大変かわいく、ロングヘアの方がさっと髪をまとめるのにも素敵な仕上がり。
ブレスレット代わりにアクセサリーとしても楽しめる人気の高い商品でした。
また、会期中はデザイナーの原いつかさんをお招きし、
くるみボタンのワークショップを開催。
夜長堂の生地や、お好きな布でくるみボタンの製作を行い、
多くのお客様にそのかわいらしい世界を連れ帰っていただきました。
もともとituka itukaは、履けなくなった同社の製品を送ると、
くるみボタンにして返送してくれるサービスがあり、リユースの精神が高いブランド。
大事に使っていてもいつか終わりのくるアイテムに、
新たに息を吹き込む大切さを教えてくれました。
可憐で、ノスタルジックな世界へとふわり迷い込んだ、素敵な展示会となりました。